子どもの足ってどんなものなの?

実際にどのような子ども靴を選べば良いのでしょうか?
まずは大人の足とは違う子どもの足を理解することがとても大切です。

歩き始め〜3歳頃

ハイハイは腹筋や背筋を鍛え、立ち上がるための大事な準備期間です。
無理に歩かせることはせず、お子様のタイミングを見守りましょう。

生後約1年程で、多くのお子様は自分の足で立ち、歩き始めます。
この頃の足はほとんどが軟骨で、全ての骨が形成されていません。
安定感がないばかりか、外的要因により影響を受けやすい時期です。
足の基礎を作るために特に慎重な靴選びが必要です。

1才〜2才頃まではO脚傾向が見られます。
5才頃まではX脚傾向が見られ、足が成長していきます。

歩き始めから3歳くらいまでは足の成長が早い時期です。 3ヶ月〜半年に1回はサイズチェックが必要です。

サイズ選びにお困りの方はオンライン計測も是非ご利用下さい。

4歳頃〜7歳頃

軟骨が骨化して骨の数も大人に近づきます。
それに伴い足の大切な機能であるアーチ部も形成していきます。
運動量も飛躍的に増えますので、しっかり足をガードし、なおかつ自然な発育も妨げない靴が必要になります。
また、足の異常が発見できればこの頃には適切な対応が必要になります。
専門機関の受診をお勧めする場合もあります。

お父様、お母様も足や靴でお困りではあリませんか?

足には遺伝的要因が多く見られます。
ご両親どちらかの足幅が狭い、足幅が細いなど足に合う靴がなかなかないと、お子様も靴を探すのが難しい、同じように足に合う靴がないということが多く見られます。
ご自分が足や靴で困っているご両親は、お子様の足を一度よく見てあげて下さい。

お子様の足は日々成長していきます。

成長するからと大きすぎる靴を履いたり、幅が広すぎる、カカトや甲周りのフィット感の悪い靴をはいていると足の健やかな成長を妨げます。
動きが悪く転びやすい、すぐ疲れる、歩きたがらないなどお子様からの訴えや、見た目にも足指が丸まっている、爪が割れるなど足にも変化があるはずです。
そのサインを見逃さず気になることがありましたら、いつでもご相談ください。